静岡県立富岳館高等学校

（しずおかけんりつ ふがくかんこうとうがっこう）は、静岡県富士宮市弓沢町にある県立高等学校。通称は「ふがく」。1900年（明治33年）に富士農林学校として設立され、富士農学校、大宮農学校、富士宮農学校、昭和23 年に静岡県立富士宮農業高等学校と改称、長く農業専門高校として地域の発展に寄与してきた。

社会の変化と時代の要請に応じて、平成14(2002)年に富岳館高等学校と校名を改称し、静岡県内で2 番目の総合学科高校として新しいスタートを切った。

【設置学科】
・総合学科
生物生命系列
「農」や「食」に関する地域と連携した学びを通じて、農業の基本的な知識や技術を身につけるとともに、主体的に課題を解決し、自己の意見を表現・提案できる力を養います。

工業テクノロジー系列
工業分野（電子機械関係・建築関係）に関する知識と技術を身に付け、各職業分野に関する課題を発見し、合理的かつ創造的に解決する力の育成を目指します。

情報ビジネス系列
業の学習を通し、ビジネスマナー、コミュニケーション能力、ソーシャルイノベーション（社会をより良い方向へ変えていく）、アントレプレナーシップ（起業家精神）などの力を身につけ、社会の一員としてたくましく生きる力を育むことを目標としています。

こども地域福祉系列
家庭科、福祉科の専門科目を中心に、主体的に家庭や地域及び社会における生活の中から課題を見出し、体験的な学びから、その課題を解決するために必要な資質･能力を身につけ、地域社会に貢献できる人材の育成を目指します。

人文科学系列
文系科目を重点的に学習します。系列活動を通して、日本や世界の言語や文化についての理解を深め、グローバル化の進む現代社会において、異なる文化や背景を持つ人たちと共生できるコミュニケーション能力を身につけた人材の育成を目指します。 

自然科学系列
理系科目を重点的に学習します。科学的な探究、観察、実験などの協働活動を通じてコミュニケーション能力を身につけるとともに、基本的な自然科学の知識や思考力を養い、自ら課題を発見しその解決の方策を積極的に考え、自己の考えや得られた成果を分かり易く論理的に伝えることのできる人材の育成を目指します。

キャリア教養系列
基礎学力を含む社会に通用する教養を確実に身につけ、多様な教科・科目の学習や校内外での体験的な学びを通じて自らの生き方・在り方の志向性を育成し、主体的に地域の発展に貢献しようとする資質や態度の育成を目指します。

【目標内申】
総合学科：27
※目標内申は入学者の平均内申を元にしております

【よく併願される私立高校】
星陵高校、静岡県富士見高校など