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中学生の高等学校一日体験入学が夏から本格的に始まってきます。
地域により差はありますが、中学校を通じて事前に申し込みをしていたり、申込不要な高校でもスケジュールを確認して友だちと「◯◯高校の体験に行こうね」なんて約束をしているのではないでしょうか。
今回は高校の一日体験などに行く際に、おさえておきたいポイントを説明していこうと思います。
参加するときの服装は?持ち物は?
高校説明会に参加される方の多くが迷われるのが、当日の服装です。中学校ごとに生徒のみで参加する場合も、個人で参加する場合も、制服着用の場合が多いです。制服を正しく着こなすよう、お子さまに促してあげてください。保護者の方は、Tシャツやジーンズなどのカジュアルすぎる服装は避けたほうがよいでしょう。当日の持ち物リストも準備しておくと安心です。
チェックリストを用意して臨もう!
説明会は高校が設定しているスケジュールの中で動いていきます。高校側としても多くの中学生が参加しているため、中学生が暇になってしまう時間は作っていなかったりします。
『気になることがあれば聞いてみようかな』と考えていると、それを考えている間に説明会も終わっていたりしますので、事前に確認したいことをリスト化して、当日に質問できるようにしておきましょう。
もちろん質問しようと思ったことも見学をしている中でクリアになっていくこともあると思います。
内容ごとに「先生に聞く」「先輩に聞く」など項目にしてチェックにしておくと、後で『聞いておけばよかった』と高校することがなくなるでしょう。
例えば・・・
・雨が降ったときの交通機関の乱れがあるのか
・地元大学への最近の進学実績
・高校在学中に取れる資格の有無
・高校生活で経験することで今後取得できる資格…など
説明会後にお子さまと振り返りを!
高校説明会に参加した後は、チェックリストや高校でもらってきた入学案内を見ながら、親子でも感想を話し合う時間をつくりましょう。1つめの高校を見ただけではなかなか子どもから意見を聞くのは難しいですが、2つめや3つめの高校を見ていくと『前の高校の方が◯◯が良かった』『この高校は▲▲が良い』などの自分の意見を言えるようになってきます。
自分自身がその高校に行く目的をはっきりとすることで、『思っていたのと違う』『こんなだと思わなかった』などの不満も出にくくなります。高校の口コミサイトを見ると不満を書き込んでいる生徒は、その高校に目的を持って入ったのではなく、「楽しい高校生活が出来ると思った」など楽観的な考えであることもわかると思います。
義務教育ではない高校生活で、何に頑張って何を手に入れるのかはあなた次第です。