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定期テスト後に「やるべき」こと

定期テストを活かす方法

静岡県内の中学校は、地域によって「前期/後期」または「1学期/2学期/3学期」にわかれています。

またその時期に合わせて年4回以上の定期テストが実施されていたりします。

 

さて、この定期テストですが大切なのは「何点が取れたのか」だけではありません。
テストが終わった後も非常に大切な『やるべきこと』が残っています。今回はそれをご案内していきます。

  • その1 : 問題用紙、自分の答案、模範解答をまとめる
  • その2 : 不正解だった問題の見直し
  • その3 : 「取りたい点数」とのギャップ確認

問題用紙、自分の答案、模範解答をまとめる

「点数が上がらない」「勉強が苦手」と言われている生徒に共通していることが、過去のテストがどこにあるのかわからないと言うことです。例えば学習塾では「入会前の点数」を確認するために入塾前の面談の際に「過去の定期テストをお持ち下さい」という話になります。

 

しかし「どこに行ったかわからない」「失くしてしまった」などの言葉が返ってくることがあります。

人の成長には『反省』が必要です。反省無くして成長はしません。

 

ではその反省はいつするのか、と言うことですね。
この反省が出来る機会が定期テストなのです。

 

返却されたテストの点数だけにしか興味がないのであれば、それは「反省をするきっかけ」が無いと言えるでしょう。テストが返ってきたらバインダーにまとめておいて、いつでも見直せる準備をしておきましょう。

不正解だった問題を見直す

テストを返されたときに子どもの口から出てくる定番のセリフ。

『あ~~ミスった!』
『それならわかってたのに』

これってどう言う事なのでしょうか。
本当にただのミス??

もしも同じ問題を何度か繰り返していたのであれば、その問題での間違え方にも気付けたでしょう。
もちろんすべての問題でミスをしない様になるというのではなく、ミスは1・2箇所に限られるものになったはず。

それが何箇所も有るのであれば、ただの勉強不足です。
「解けたはず」の問題は実際には「解けなかった」のです。

「わかる」のと「解ける」のには大きな差が有ることを理解し、わかるかどうかで勉強するのを終えるのではなく、解けると思えるまでは繰り返し勉強しておくことが大切です。

「取りたい点数」に近かったか

テストの点数は自分の目標に近付ける結果だったでしょうか。
点数の目標は「できるだけ良い点を取る」のではなく、「◯点を取るための勉強」に変えることが大切です。

自分で工夫をした結果で取れた点数であれば、その勉強方法があなたにとっての正解です。
『勉強方法がわからない』という子ども(親御さん)がいますが、それは基本的な勉強準備ができるようになってから考えていくことです。

例えば「運転が上手になりたい」という人に対してどの様なアドバイスをするでしょうか。
さらにその人がまだ免許を取っていない人だったのであれば。

まずは自分で運転してみて、どんなときに苦手を感じて、どんな運転ができるようになりたいか教えてもらってからアドバイスをすることになるでしょう。

つまりは勉強も『勉強を始めた人』にしか具体的なアドバイスはできないのです。
そのために「テストのために勉強をやってみた」という事実に対して、何が良かったのか。何をすべきだったのかを目標に対して考えていきましょう。

最後に

このページでは定期テストの返却前・返却後にすべきことを解説しました。ただし定期テストにおいては学習量と点数は比例するといわれていますので、振り返りをすることも大切ではありますがテストの前後だけ勉強するのではなく、日頃から学習習慣を持つようにしてください。また、自分ひとりで振り返りをすることが難しい場合には学校の先生や塾に相談してみましょう。

 

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